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郡山市のプリスクールにおけるイマージョン教育レポート


by ysschool2006

X is for X ray.

ご存知「レントゲン」のことです。

リネット先生が面白い「X」アクティビティを思いつきました。今日は、そのアイデアをもとに、ともこ先生が制作したパズルで遊びました。

レントゲン写真が子どもの遊びになるなんて、日本人にはちょっと考えも及ばないです。

リネット先生は、たまにこんなユニークなアイデアを提供してくれるので、子どもたちも非常に面白がります。

さて、アクティビティの時間がやってきて、ちょっと風変わりなパズルの登場に、子どもたちはぐっとひきつけられました。先生が "Do you know? It's an X ray picture." と、レントゲン写真についてお話を始めました。経験のある子はすぐに分かったようで、「お写真撮ったことある~!」と教えてくれます。

次に、先生が、パズル台紙からパーツを一つずつ取り外して、子どもたちに目を閉じて数を数えるよう指示します。子どもたちは、ティム先生と一緒に20まで数えます。子どもたちが2回ほど繰り返した後、先生は "I'm finished! Let's find the bones!!" と、声掛けしました。

嬉々として、「骨」を捜してまわる子どもたち。

"Yes! Lyneette!! It's a bone!!"と、あちこちから声が上がり始めました。

ふと見ると、「骨盤」を両手にぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでいるAちゃんの姿が・・・。骨盤は肋骨や背骨と異なり、唯一の特大パーツだったので、それを見つけることができたAちゃんは、何となく得したようで嬉しかったのでしょう。

レントゲン写真のパズル: January 25, 2007_b0083872_23265346.jpg骨盤を握り締めて大喜びの園児・・・日本の普通の幼稚園ではきっとありえない光景だろうな・・・と思いながら、眺めていました。
# by ysschool2006 | 2007-01-25 16:02 | プリスクール

去年もあそんだガラスびんで作る xylophone です。

A.Sh.ちゃんはそのことを覚えていて、トレイシー先生がガラスびんを出してくると、すぐに "Xylophone!!" と、ぴょんぴょん飛び跳ねだしました。

はじめての子たちは、「何が始まるんだろう?」と興味津々で見つめます。

一人ずつ前へ出て、ガラスのびんに、好きなだけ水を入れていきます。ちょっとだけ入れる子、たくさん入れる子、様々です。

15個ほどの水の入ったびんが、テーブルにズラ~ッと並べられました。

Xylophone Music: January 24, 2007_b0083872_23214593.jpgさてさて、ここからがとっても楽しいところです。一人ずつガラスびんの xylophone を奏でていきます。音色に耳を傾けようと、おしゃべりや物音で雑然としていたクラスが、し~んと静まりました。教室に、ティン、ティン、ティン・・・と、涼やかな音色が響き渡ります。

Xylophone Music: January 24, 2007_b0083872_2322747.jpgこのときの子どもたちの嬉しそうな顔。この日誌に掲載するお写真ではなかなか分かりにくいのが残念です。

私は、瞳を輝かせて大人を見上げる、このような子どもの眼差しに出会ったとき、本当にとても愛おしいと思います。この眼差しを大切に守っていくことこそが、私の教育というものへの本分である、と心から思います。
Xylophone Music: January 24, 2007_b0083872_23222076.jpg
# by ysschool2006 | 2007-01-24 16:39 | プリスクール

X is for xylophone.

等身大のぼく・わたし:January 23, 2007_b0083872_2338304.jpg数少ない「X」で始まる言葉の一つです。

今日のワークシートでは、鍵盤を左から長い順に並べていくことが、メインのタスクです。先生のお話を聞いて、"long"、"longer"、"longest" を理解します。

等身大のぼく・わたし:January 23, 2007_b0083872_23384893.jpg今日体験参加のR.I.くん、N.S.ちゃん、真剣な表情で左からとても上手に並べることができました。

後半のアクティビティは、今月のテーマ「からだ」にちなんだあそびで、大きな紙の上に寝転がり、お友だちや先生に自分のからだをトレースしてもらいました。

等身大のぼく・わたし:January 23, 2007_b0083872_2339681.jpgHead, ...arm, ...hand, .... と、からだの部位を確認しながらトレースしていきました。トドラーさんはティム先生とゆうこ先生にトレースしてもらい、ロンパーさんは、二人一組になって、お互いにお互いをトレースし合います。

等身大のぼく・わたし:January 23, 2007_b0083872_23391986.jpgクレヨンの先がお腹や首のあたりにやって来ると、くすぐったくてついつい動いてしまいます。でも、トレースしている方は真剣そのもの。”Don't move!” と怒られながらやっているペアもありました。U.Y.くんは、S.K.くんをトレースし終わると、「ハァ~」と深い溜め息。息を殺して、ぐっと集中してましたからね。

等身大のぼく・わたし:January 23, 2007_b0083872_23393329.jpgH.K.くんとN.S.ちゃんは、怖がって最後まで形を取らせてくれませんでした・・・。確かに、「怖い」感じがするのも理解できる気がします。あとから、もう一度誘ってみますが。

出来上がった人形(ひとがた)は、来週のこの時間に仕上げの作業をして参ります。
# by ysschool2006 | 2007-01-23 16:47 | プリスクール

3学期に入り、毎週のアルファベットワークシートもそろそろ終わろうとしています。

そこで今週からは、ワークシートがない日は、なぞり書き(tracing)のワークシートで書きかた練習を始めて参ります。

新年度年長児となるお子さま、ロンパークラス2年目を修了するお子さま、あるいは英語力において一定のレベルを満たすお子さまは、4月より、キンダーガーテンクラスにご進級いただくことになります。

ちなみに、この「一定のレベル」とは、①クラス内において、英語教師と十分に意思疎通を図ることが可能なコミュニケーション能力があり、②アルファベットの大文字・小文字の読み書きに支障なく、③自分の名前を書くことができ、④アルファベット26文字の基本の音(フォニックス)を知って、3文字程度の単語の一目読みができ、かつ、⑤200語以上の普通名詞および形容詞・副詞を言うことが出来る、レベルを指します。

来年度は、何名かのロンパーさんが、こちらのキンダーガーテンクラスに進級されます。そして、小学1年生でイマージョンスクールへ進級するため、更に多くにことを経験して参ります。子どもたちのますますの成長が、今から楽しみでなりません。

話を始めに戻します。そこで、①、③、④、⑤に問題のない現在のロンパーさんの、②の部分の「書く力」を補強するため、ワークシートの課業がはじまるのです。一日一枚、一文字ずつ進めて参ります。

ワークシートは、4本の線の上に、正しい位置に正しく書く練習です。

初日の今日のみんなのワークシートを見てみますと、書くべき文字を先生に指示された数だけしっかり書くA.Sh.ちゃん、書くべき文字を先生に指示された以上にたくさん書くS.S.ちゃんとN.M.ちゃん、書くべき文字はそこそこに自分の好きな文字を好きなだけ書くAちゃん、とみんな個性に溢れています。それぞれの性格がワークシートの中に如実に現れていて、シートを見ながら思わず笑ってしまいました。

そして、居残り組みのロンパー1年目のみんなも、ものすごく上手に頑張っていたので、こちらの方には本当に感激しました。(お名前を書ける子も増えてきました!)

今日は身体測定日だったので、残った時間は、先週金曜日に楽しかった "What's the time, Mr. Wolf?" (みんなのリクエスト)であそびました。

面白かったのはU.Y.くんです。オオカミ役で "It's lunch time!!" というと、自ら大興奮で、「キャ~!!」と大音響の黄色い声です。S.S.ちゃんも、Aちゃんに追いかけられて大喜び。その時のみんなの楽しそうな顔がかわいくて、面白くて、見ている私たちもとっても楽しいです。

書きかた練習、本格始動!:January 22, 2007_b0083872_23423334.jpgストーリーは、"From Head To Toe"。Body Parts が今月のテーマですので、再び読んでいます。
# by ysschool2006 | 2007-01-22 17:05 | プリスクール

金曜日は、たいていの子どもたちがエネルギーを持て余して、興奮気味に過ごします。

幼いながらに週末だということが分かって嬉しいのでしょうか(大人の発想)?それとも、月曜日から徐々に蓄積されてきた興奮が金曜日に最高潮に達するのでしょうか?

そこで、週末には、たいていエネルギーを発散させられるアクティビティを行うことにしています。暖かかった頃はよく公園へ出掛けておりましたが、今は室内で楽しめるゲームや運動を行っております。

オオカミさん、今何時?: January 19, 2007_b0083872_23454152.jpg今日は、W is for wolf で、"What's the time, Mr. Wolf?" であそびました。Hickoly Dickoly Duck の柱時計を持ち出してきて、まずはリネット先生が Mr. Wolf になり、子どもたちにルールを紹介します。

何も分からないまま "What's the time, Mr. Wolf?" の質問を何度も言わされ、その都度先生の方へ一歩一歩近付く子どもたち。本当に間近に迫った時、最後の答えは・・・ "It's lunch time!!" 。先生がオオカミのパペットを使って、こわい声で驚かしました。

「きゃ~」と逃げ出す子。呆然と立ちすくんで動けない子。トドラーさんの中には、何が起こったかさえまだ分かってない子もいて、みんなのそれぞれの反応に、周囲の大人は声を上げて大笑いでした。

オオカミさん、今何時?: January 19, 2007_b0083872_23455978.jpg"Who wants to be Mr. Wolf next?"

次々に手が挙がり、Aちゃんがトップバッターで Mr. Wolf です。"What's the time, Mr. Wolf?" の質問に、時計の短針を自分で動かして、ちゃんと "It's ○○ o'clock." と答えることができています。

次からは、Mr. Wolf に捕まったお友だちが順々にオオカミ役をやりました。みんな、きゃ~きゃ~と黄色い歓声で逃げ回り、かなりエネルギーを消耗できました。

もう一つは、お正月あそび「羽子板」です。ともこ先生お手製の "Hagoita" 。こちらはちょっと難しかったようです。

あっという間に(本当の)ランチタイムがやってきました。十分に体を動かした子どもたちは、落ち着いてランチの準備に入り、そしてモリモリ食べていました。やはり十分な運動と食事はとても大切ですね。
# by ysschool2006 | 2007-01-19 16:12 | プリスクール