郡山市のプリスクールにおけるイマージョン教育レポート


by ysschool2006

カテゴリ:イマージョンスクール( 2 )


イマージョンスクールのE2クラスでは、小学1年生から3年生までの生徒さん方が、英語の習得を目的として、算数や理科、社会の学習を英語で行っています。

フローレンス先生は、英語と社会の先生です。

現時点でのイマージョンスクールは、規模がまだ小さく、週に2日しか開講しておりません。本来は、現在2、3才のプリスクール生の小学校入学を待って開講するべきところを、実験的に前倒しでスタートさせていますので、致し方ないところではあります。

実際のところ、子どもたちの英語力が教科教育カリキュラムを導入するにはあまりにも未熟で、基礎力の養成がまず第一義的問題という現状です。

現状がどのようであれ、学ぶ子どもの好奇心や向上心に何の変わりもありません。どの子も目をきらきら輝かせながら毎回の授業を楽しんでいます。

b0083872_1293885.jpgさて、今学期をかけて学んできたテーマの一つに「ぼくたちの街づくり」があります。ここへ辿り着くまでの道のりは、まず、walk や run などの基本的な action verb の学習、これに付随して現在進行形の受け答え、次に、right / left に始まる direction に係る語彙、そして、in / on / under から in front of や next to などの場所を表す前置詞と Where ~?で始まる疑問文への答え方。そして、肝心要の a post office や a hospital、a bakery などの建物の名前、ついでにそれらの建物で働く人々の職業を He is ~ / She is ~を使って学習しました。

ざっと申し上げてみても、このようなレッスンプランは英会話の範疇を超えるものではありません。一見して「長い英会話」であることは否めませんが、これが現時点での到達点です。

上記のような学習の成果を経て、今日いよいよ「ぼくたちの街」が完成しました。子どもたちは学習の過程で、既習の建物に色をつけてきました。今日はそれを厚紙に貼って、小さく切り取り、裏にマジックテープを貼って、フェルトで準備した「街」の上へのせていきます。

あーでもない、こーでもないと相談しながら。一部の既習の語彙をのぞいてすべて日本語で・・・。

フローレンス先生が、"Where's the fire station?" と尋ねた時は、もちろんしっかり答えることができていましたが。

さて、来週からのイマージョンスクールですが、フローレンス先生は夏休みをいただきまして、カナダから帰国中のダレン先生に、全6回の夏期講座としてスペシャル授業をしていただく予定です。

先生は、お国のカナダでは、現役の小学校2年生の担任の先生です。今回は夏休みで一時帰国中ということでお招きすることが出来ました。

現地の小学校で教えていらっしゃるように・・・とお願いしたいところですが、今回は子どもたちと「たのしく復習」という内容でレッスンプランをご準備いただきました。

さあ、とっても楽しみです!!
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by ysschool2006 | 2006-07-21 18:58 | イマージョンスクール

今日2006年4月24日は、本当に「盛りだくさん」な記念すべき一日です。

b0083872_23242370.jpgワイズイマージョンスクールも、本日を以って開校となりました。このワイズイマージョンスクールは、言うなれば私のイマージョン教育の最終目標であります。プリスクールもキンダーガーテンも、このイマージョンスクールで学ぶための準備をするところでしかありません。

本来でしたら、少なくとも昨年度のプリスクール生(当時3才・年少)だったお子さん方が小学1年生になるのを待って開校すべきところです。当初私たちもそのつもりでした。3年間はひたすらリサーチして、4年目に開校できればいい、と考えておりました。

ところが、これもまた興味深い現実として、鳴神校で学童保育を始める準備をしていた2005年2月初旬、最初のチラシ(学童保育のチラシの一番下に小さく載せた「イマージョン」の言葉)に反応して、ワイズでいただいた一番最初のお問い合わせが、なんと小学生対象のイマージョンスクールについてだったのです。

b0083872_2325788.jpgこちらのお母さまとは、現在でも非常によくお付き合いさせていただいております。

一部の理解ある、先進的で教育に熱心な保護者さまのご支援を得て、2005年8月、「夏期集中講座(サマーインテンシブコース)」を試験的に実施いたしました。4年後、と考えていたことをいきなり実行に移してしまったものですから、このときはさすがに大変な仕事量でした。

決して完璧なプログラムであったとは思いませんが、よい「たたき台」に仕上がった夏の講座でした。新聞やテレビにも取り上げていただき、非常に感謝しております(新聞掲載の記事はホームページからご覧になっていただけます)。

この経験を得て、冬に行った集中講座では、更に系統だった学習プログラムを作成することができました。10名という予想もしなかった数の生徒さんに参加していただき、楽しく学習することができました。やはりイマージョン教育は、ある程度の大人数(10名から18名)のクラスに適している教育法であるとあらためて感じました。

b0083872_2365624.jpg今回のイマージョンスクールの開校にあたり、最も頭を悩ませたのは、肝心要の外国人教師の選定でした。現在郡山市にいらっしゃるネイティブ(英語母語話者)の先生方は、たいていが、公のJETプログラムか民間の英会話スクールで採用され、来郡されていらっしゃる方々ばかりです。したがってご専門は言語としての英語教育であり、TESL(Teaching English as a Second Language)関連の資格保持者であることがほとんどです。

しかしながら、英語イマージョン教育を遂行できるのは、この第二言語としての英語教育の経験に加え、母国での小学校教諭としての経験も求められます。そうなりますと、そのような適格者に巡り会うというのは、この小さな地方都市では極めて困難な作業なのであります。

私も人の親ですので、当スクールで教育にあたってくださる先生方を選定させていただくとき、「この先生に自分の息子を習わせたいと思うか」という、一種のバロメーターが自分の中にあります。少なくとも現在担任してくださっている先生方は、いずれも本当にすばらしい方々ばかりです。私は、「学ぼうとしない者は教えてはいけない」と考えますが、まさに同じ考えを共有してくださる方々ばかりです。

b0083872_23255655.jpg私は、とりあえずこれらの先生に出会えたことを心から幸運に思いますし、ですから、保護者さまにも自信を持ってお勧めすることができます。今「とりあえず」と書いたのは、この広い世界にはもっと素晴らしい先生方がたくさんいらっしゃって、いつか必ずそんな先生方と巡り会えて、私のこのワイズの子どもらのために教えていただける日が来るのでは?と思ってしまう、親としての「欲」みたいなものでしょうか・・・。

とにかく、今日からがスタートです。

b0083872_2371478.jpg今年度の現時点での生徒さん方の英語力は、正直申し上げて、当スクールの目指す英語イマージョンプログラムの本来のレベルにはまだまだ届いておりません。ですから、言語としての英語のインプットが、授業の半分を占めることにはなりそうです。でも、残りの半分は、英会話ではなかなか味わえない「教科学習」に準じる学習内容を、それぞれの担当の先生方のご専門に合わせて準備して参りたいと考えております。


ワイズスクールのホームページはこちら
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by ysschool2006 | 2006-04-24 22:36 | イマージョンスクール